サステナブルなパッケージ
GEOPACKのサステナブルな
パッケージへの取り組み
サーキュラーエコノミー
循環型経済を
目指した
包装設計と
ものづくり
GEOPACKのサステナブルな
パッケージへの取り組み
私たちは半世紀以上にわたり、「包む。きちんと、しっかり。」という信念のもと、 農業用薬品の紙製角底袋や、医薬用のクリーンな特殊包装などの開発・製造に取り組んできました。
パッケージは製品を安全にお客様へ届けるうえで欠かせない存在ですが、 近年はその役割に加え、環境への配慮も強く求められるようになっています。 特に軟包装はフィルム素材が多く使われており、環境負荷の課題が指摘されています。 私たちは、こうした課題を少しでも解決するために、 これまで培ってきた紙素材の軟包装技術をさらに活かせるのではないかと考えています。
紙は自然由来の素材であり、適切に処理すれば再利用できるだけでなく、 独特の風合いや手触り、丈夫さ、水性インクとの相性の良さなど、 さまざまな魅力があります。 また、日本が誇る機能紙の技術により、 従来の紙包装では実現できなかった機能や用途の広がりも生まれています。
こうした紙の特長と可能性を最大限に引き出すため、 私たちの環境配慮型・次世代パッケージの開発は、 素材の見直し(機能紙や生分解性素材など)からスタートし、 形状設計、印刷時の環境負荷低減、用途提案、 さらには各産業分野と連携した廃棄・リサイクルの仕組みづくりまで、 あらゆる側面で“より環境に配慮したパッケージ”を追求しています。
Action 2
Action 3
Action 4
Action 1
サステナブルなパッケージに向けた
2つのアプローチ
Geopack Tomorrow & Future
日本には、世界に誇る技術力で、優れた素材を生み出すメーカーが数多く存在します。 私たちはこれらの企業と連携しながら、 そういった革新的な素材を袋という「形」にすることで、 持続可能な包装資材の可能性を2つのアプローチで広げてきました。
1つは石油由来などの有限な資源の利用を抑え、 まずは廃棄物の削減を目指す「Tomorrow」シリーズ。 もう一つは、堆肥化やリサイクルなど循環する材質構成で、 サーキュラーエコノミーを実現する「Future」シリーズ。 どちらも、持続可能な包装資材を目指すジオパックならではのシリーズです。
Geopack Tomorrow
必要な機能をそのままに、
石油由来の素材を低減。
「Tomorrow」は、石油由来素材の包装資材の一部を、 紙などの自然由来の素材に置き換えることで、 プラスチックゴミの減量化(reduce)を図り、環境負荷を低減させるパッケージ設計です。 紙製バリア素材を使用することで、 酸素・水蒸気バリア性、フレーバーバリア性などを保持し、 同時に最小限のポリエチレン等を貼り合わせてヒートシール加工することで密封性を実現します。 「まずはできるところから始めたい。」そんなお客様に利用していただけるシリーズです。
Geopack Future
循環する未来のパッケージ
〜リサイクル&コンポストでつなぐサーキュラーエコノミー〜
「Future」は、私たちが目指す持続可能な未来のために、 サーキュラーエコノミー(循環型経済) に適応したパッケージを設計する取り組みです。 ジオパックでは、資源の有効活用と循環を実現するため、以下の取り組みを推進しています。
1.資源投入量・生産ロスの最小化
デジタル印刷を活用することで、「必要なものを、必要な分だけ」生産可能に。これにより、資源の投入量を抑えるだけでなく、生産工程でのロスや過剰生産による廃棄ロスの削減にも貢献しています。
2.使用後パッケージの再資源化設計
リサイクルやコンポストが可能な素材・構造を採用し、「使い終わった後」までを見据えた設計を実現。Future独自の循環型パッケージです。
パッケージは原材料から製品、使用、回収、再資源化、そして再投入という資源循環の中で、動脈産業(製造・物流・販売)と静脈産業(回収・再資源化・適正処理)の連携が不可欠です。「Future」のパッケージは、廃棄物を極力出さない設計を通じて、ライフサイクル全体で資源の循環と価値の最大化を目指しています。
「Future」‐ 未来をつなぐ
資源循環の仕組みづくり
「Future」のパッケージは、リサイクルやコンポストが可能な素材・構造を採用し、
使い捨てを前提としない、循環型社会の実現を目指しています。
パッケージの“生まれる前”から“使い終えた後”まで、
ライフサイクル全体を見据えて設計すること。
それが、私たちが考える持続可能なものづくりです。
「つくる責任、つかう責任」**
私たちは、この考えを大切にし、お客様と共に、 資源が無駄なく循環する未来を創り出すことを目指します。 使い捨てではなく、次へとつながる。
そんなパッケージのあり方を、これからも追求していきます。
*製造業など製品を生み出す「動脈産業」、その廃棄物を回収して再生・再利用、 処理・処分などを行う「静脈産業」。血液の循環にたとえてこのように呼ばれています。
**SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」
Action 2
紙のフラットボトムなど、様々な形、
ロール原反での納品にも対応
私たちは、半世紀以上にわたりパッケージを作り続けてきた「袋屋」です。 環境に配慮した素材の選定から、それらを組み合わせた材質構成、 さらには形状の設計まで、最適なパッケージを提案します。
例えば、以下のような種類のパッケージを製造しています。
また、お客様の工場で自動包装充填される場合は、デジタル印刷でデザインを施し、 ロール紙での納品にも対応可能です。ぜひ、お気軽にご相談ください。
Action 3
フィルムパッケージが当たり前だった
分野にも、
環境配慮型の新しい選択で、
可能性を広げていきます
サステナブルなパッケージは、今や特定の業界にとどまらず、 コーヒー、日本茶、紅茶、サプリメントなど、さまざまな分野へと広がっています。
「想いを込めた商品だからこそ、そのパッケージもこだわりを持って選びたい!」
「できるだけ環境負荷の少ない素材を使いたい!」
その想いに、私たちは応えます。
例えば、コーヒーパッケージ
スペシャリティコーヒーの業界では、豆へのこだわりや持続可能な調達だけでなく、 環境負荷の少ないパッケージを求める声が高まっています。 GeoPosting Packでは、豆の鮮度と香りを守りつつ、 環境に配慮したパッケージを小ロットからご購入いただけます。 「試したいけどロットが大きくて頼めなかった」という方にも最適な規格袋をご用意。
パッケージもブランドの一部。品質とサステナビリティを両立する選択肢を、 ぜひお試しください。
Action 4
「環境負荷の低いパッケージを導入したい。でも、コストやロットの壁が高く、 なかなか実現できない。」そんな企業の皆さまに向けて、 ジオパックのデジタル印刷をご提案します。 環境配慮型素材を使用しながら、必要な分だけ生産することで 印刷時の廃棄ロスを削減。従来の大量生産型の印刷と比べ、 資源を無駄にせず、持続可能なパッケージ作りを実現します。
コストも無駄も抑えながら、環境への配慮をカタチにする。
持続可能なパッケージの新しい選択肢、ここから始めませんか?
気になる課題をクリア!
製版が無いので
コスト削減
グラビアなどアナログ印刷と違い、製版代がかからないのでコストが削減できます。
多品種小ロット対応
1ロールの中で多品種を印刷できるので1種類のデザインを小ロットで実現できます。
始めやすい
当社が保有するラミネート済み原反に、印刷と製袋を施すだけで、 少ロット・短納期を実現。シンプルな工程だからこそ、 「廃棄物を出さない」環境負荷の低減にも貢献します。